雨漏りや経年劣化により屋根が激しく傷んでいる、老朽化が屋根の下地にまで及んでいる。
このような場合には、屋根の葺き替え工事が必要になります。
葺き替え工事は既存の屋根を全て撤去し、下地の補修から防水加工まで新しく施工するため、屋根の耐久性を大きく向上させることができます。
また、老朽化の補修以外にも地震対策として葺き替え工事をご希望される方も多くなっています。一般的な瓦屋根を金属屋根に葺き替えれば、重さを約10分の1にまで減らすことができるため、その分建物の負担が減り、地震発生時の被害を最小に食い止めることができます。
葺き替え工事のメリット
□建物の寿命が延びる
葺き替え工事は下地の補修から行うため、新築同様にまで新しくすることができます。長く暮らし続けるためにも定期的に葺き替え工事を行いましょう。スレートの屋根なら20~25年、金属屋根なら15~20年が葺き替え工事の目安です。
□どのような屋根にも対応可能
カバー工法は、下地の状態や屋根の形状によっては施工できませんが、葺き替え工事の場合はすべての屋根に施工することができます。
□耐震性が向上する
地震発生時の被害を比べると、重い瓦屋根よりは軽い金属屋根の方が被害は小さくなる傾向にあります。ただし家の構造上の問題で、屋根を重くすることでバランスを取っている場合があるため、施工の前に屋根の状況を確認することが大切です。
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